中国、月サンプルリターンを年内に実施へ 探査機「嫦娥5号」利用

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今や宇宙大国の地位を確かにしつつある中国。その中国が、探査機「嫦娥5号」による月サンプルリターン(土壌などの地球への持ち帰り)を年内にも行うことを、国営メディアを通して発表しています。
 
人民日報によれば、中国国家航天局は現在開発中の嫦娥5号を8月以降に打ち上げが可能な状態にします。打ち上げは中国南部の海南島の文昌衛星発射場から「長征5号」ロケットを利用。またミッションは月面への着陸からサンプル採取、離脱、地球への再突入まで、非常に複雑なものとなる予定です。
 
すでに2013年に「嫦娥3号」による月への軟着陸を成し遂げた中国。2018年に月の裏側へ探査機「嫦娥4号」を送り、2020年には火星探査を予定するなどの宇宙白書をを発表しています。さらに、同国は火星からのサンプルリーターンも計画しているのです。
 
なお報道では、中国国家主席の習近平氏が「つい先日アメリカのトランプ大統領が月への有人ミッションを発表したが、我々もいくつかの宇宙探査計画を発表している」と、対抗意識を匂わせていたそうです。21世紀の宇宙開発はアメリカと中国の競争のもとで発展するのかもしれませんね。
 
Image Credit: China Daily
■The new space race: China says it will beat Trump to the moon with probe to recover lunar samples before the end of the year
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4292130/China-launch-lunar-space-probe-years-end.html
■China to send Chang’e-5 lunar probe into space in 2017
http://eng.belta.by/society/view/china-to-send-change-5-lunar-probe-into-space-in-2017-99319-2017/
■嫦娥5号、8月にも打ち上げ場所へ移動、11月末に打ち上げ予定
http://moonstation.jp/blog/lunarexp/chang-e5/chang-e5-to-move-to-launch-site-on-august-2017-and-launch-in-the-end-of-november


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塚本直樹
IT・ドローン・宇宙ジャーナリストとしてドローンや宇宙開発、それにスマートフォン・ウェアラブルなどテクノロジー分野まで執筆中。執筆媒体はギズモード・ジャパン、sorae.jp、VR Inside、DIGIMONO!、@DIME、GetNavi web、乗りものニュースなど。 お仕事は@naoki_tsukamotoかnaoki112104850184 at gmail.com まで。実績→https://goo.gl/o7ehz3

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