米同盟軍、ドローンを約3.8億円のパトリオット・ミサイルで撃ち落とす

スペシャリスト:
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先週はドローンと軍事に関して、興味深い発表がありました。米陸軍の司令官のGeneral David Perkins氏はシンポジウムにて、最近アメリカの同盟国軍が民生用のドローンをパトリオット・ミサイルで撃墜したことを報告したのです。
 
Perkins氏は登壇した後に、現在軍が直面している状況を説明。その中でも、民生品を応用した攻撃用ドローンについて言及しています。そしてその中で、「アメリカの同盟国軍がクワッドコプターをパトリオット・ミサイルで撃墜した」と報告。しかしその対費用効果の悪さにも触れ、「彼ら(敵対組織)がすべきことは、安いドローンを買い漁って飛行させ、我々の軍資金を尽きさせることだ」と、冗談めかして語っています。
 
民生品のドローンが数万円で購入できるのに対し、パトリオットミサイルの値段は340万ドル(約3億8000万円)。これはあまり適した対処法とはいえないでしょう。またすでにISISが爆発物を取り付けた民生用のドローンによる攻撃を実施するなど、安価なドローンによる攻撃は現実のものとなっています。
 
今回のシンポジウムでは、具体的なドローンへの対抗策などは特に語られませんでした。空中を飛行するドローンへは対ドローン用ドローン、ネット、電波照射器、鷹などの対抗ソリューションが開発されており、電波でドローンの動きを止めるシステムはすでに空港や米当局によってテストが行われています。
 
今後よりドローンが戦場で一般化するとすれば、軍はその対処に手を焼くことになりそうです。
 
Image Credit: United States Army
■A US ally shot down a $200 drone with a $3 million Patriot missile
http://www.theverge.com/2017/3/16/14944256/patriot-missile-shot-down-consumer-drone-us-military
■A US ally shot down a $200 drone with a $3 million Patriot missile
A U.S. ‘ally’ fired a $3 million Patriot missile at a $200 drone. Spoiler: The missile won.

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塚本直樹
IT・ドローン・宇宙ジャーナリストとしてドローンや宇宙開発、それにスマートフォン・ウェアラブルなどテクノロジー分野まで執筆中。執筆媒体はギズモード・ジャパン、sorae.jp、VR Inside、DIGIMONO!、@DIME、GetNavi web、乗りものニュースなど。 お仕事は@naoki_tsukamotoかnaoki112104850184 at gmail.com まで。実績→https://goo.gl/o7ehz3

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