巨大ブラックホールからの放出中に「星の形成」 海外チームが初観測

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ケンブリッジ大学の天文学者のRoberto Maiolino氏は、巨大なブラックホールからの粒子の放出「アウトフロー」の中で、幼い星が形成されている様子を初めて観測しました。
 
ブラックホールは一般に周囲の天体を飲み込んで破壊する活動が有名ですが、一方では超高速な粒子の放出「アウトフロー」も行っています。そしてこのアウトフローが、宇宙空間の物質形成の役割も担っているのです。
 
これまでアウトフローは星の形成に結びつくと考えられてきましたが、観測の難しさからそれを捉えた例はありませんでした。そこで研究チームは地球から6億光年離れた場所にある、2つの銀河が衝突している「IRAS F23128–5919」を超大型望遠鏡VLTを利用して観測。そして、実際に星の形成が観測されたのです。
 
今回観測された幼い星の年齢は数千万年未満。またアウトフローでは毎年太陽の質量の30倍もの星が形成されてると予測されています。
 
Image Credit: ESO/M. Kornmesser
■Stars Have Been Witnessed Forming in Black Hole Bursts for the First Time
http://www.sciencealert.com/scientists-have-witnessed-stars-forming-in-blasts-of-matter-from-a-black-hole-for-the-first-time


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塚本直樹
IT・ドローン・宇宙ジャーナリストとしてドローンや宇宙開発、それにスマートフォン・ウェアラブルなどテクノロジー分野まで執筆中。執筆媒体はギズモード・ジャパン、sorae.jp、VR Inside、DIGIMONO!、@DIME、GetNavi web、乗りものニュースなど。 お仕事は@naoki_tsukamotoかnaoki112104850184 at gmail.com まで。実績→https://goo.gl/o7ehz3

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